歯列矯正

大人になってからでも遅くない「成人矯正」

 
大人になってから、矯正治療をお考えになられた方がいらっしゃると思います。矯正治療を行うことによって、「美しい歯並び」や「正しい噛み合わせ」を手に入れることが出来るので、歯並びにコンプレックスがあり、お口を大きく開きにくい方も、素敵な笑顔を実現することが出来ます。

矯正治療をすることで得られる効果

 
虫歯や歯周病の予防になる
歯並びが悪いと歯が磨きにくく、どうしても磨き残しが増えてしまいます。その磨き残しがきっかけで虫歯や歯周病になりやすい口腔環境になるのですが、矯正治療をすることで歯並びが改善され、磨き残しがなくなることで、虫歯や歯周病の予防に繋がります。
 
コンプレックスの解消
歯並びが悪いことがコンプレックスになってしまうケースが多くあります。当院にもそのようなお悩みを持たれて相談にくる患者様がよくいらっしゃいます。矯正治療を行うことで、そういったストレスから解消され、気持ちも前向きになることが出来ます。実際の経験談ですが、定期検診に来られた時に見違えるような笑顔になっている姿をみると、治療をしたこちらも嬉しくなりました。
 
正しい噛み合わせになる
歯の位置がズレていたことによる、咬み合わせの悪さを解消することが出来ます。そうすることで、力が偏ることなく咀嚼出来るようになるので、食事が楽になります。正しい咀嚼が出来ることで、胃腸などの消化器への負担を軽減することが出来ます。また、発音の改善が出来るのも矯正治療の特徴です。

矯正治療をお考えの方へ

 
当オフィスでは矯正治療を、単なる歯並びの改善だけを目的にせず、噛み合わせなどの機能面や予防面まで考えて行います。

小児矯正って大切?

 
小児歯科を受診された際に「やっぱり小児矯正って大切なの?」と質問を受けることが多いです。小児矯正は、お子様の歯並びや咬み合わせが成長していく上でとても大切です。

なぜ小児矯正が必要なの?

 
当院では“成長過程だからこそ出来る矯正治療”という考え方があります。
大人になってからの成人矯正とは違い、「成長過程」というところがポイントになります。

不正咬合のリスク要因を取り除く!

 
不正咬合の原因は
・口呼吸
・お口ポカン
・長い時間の指しゃぶり
・正しい舌の使い方が出来ていない
・姿勢
など、様々な原因が考えられます。
悪癖というのですが、お子様の何気ない所作が不正咬合のリスク要因になる可能性があります。
 

不正咬合の種類

 
叢生(そうせい):八重歯や乱ぐい歯とも呼ばれます。
上顎前突(じょうがくぜんとつ):出っ歯とも呼ばれます。
反対咬合(はんたいこうごう):受け口とも呼ばれ、上下反対に噛み合う状態です。
過蓋咬合(かがいこうごう):上の歯が下の歯を覆い被す状態です。
開咬(かいこう):オープンバイトとも呼ばれ、前歯が噛み合わない状態です。
交叉咬合(こうさこうごう):上下の奥歯の咬み合わせが横にズレた状態です。
 
乳歯が何らかの理由で抜けたり、顎の成長の状態によっては上記のような不正咬合になってしまうリスクが生じます。しかし、適切な対処をすればこのような不正咬合を防ぐことが出来ます。
 

顎の発育をコントロールする!

 
小児期は大人と違い、顎の成長途中です。だからこそ、歯が良くない方向へ行くことを抑制したり、歯の成長を促したりとコントロールすることが出来ます。
成長段階だからこそ出来る治療の選択肢があることが最大のメリットであると言えます。

小児矯正をお考えの方へ

 
小児期に歯並びを整えることは、将来のお子様の健やかな成長をより良くしていくことができます。歯並びは見た目を整えるだけが目的ではなく、発音・咀嚼・悪癖の改善・虫歯や歯周病の予防にも繋がります。
お子様が将来歯のことで悩むことなく、楽しい毎日を送っていただくために、是非親御さんにはお子様のお口のこと考えていただきたいと願っています。また同時にお子様にも歯並びの大切さを理解して頂けるようゆっくり丁寧に説明を行うことを心がけています。